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初日が勝負!新人スタッフ、もちろん俺らはこうやって受け入れるで?

毎日自分に二日酔い!どうも人事部長のTOMです!

学生時代の思い出ってたくさんありますよね
部活動、サークル活動、友達との旅行、ゼミ・研究室
自分自身の学生時代を思い出すと、
中でもアルバイトが占める割合が多かったと感じます

ただ全部のアルバイトが良い思い出として残っているわけではありません
今は若干改善されていますが
僕は人見知りなので初めての場に慣れるには時間がかかりました

特に一番最初に始めたアルバイトはとあるファーストフードチェーン店だったのですが、この頃はアルバイトに行く前日から憂鬱で当日の勤務中は常にいつ怒られるかビクビクしながら大量の汗をかいて働いていました

そんな過去のTOMを二度と産むことのないよう
新人アルバイトの受け入れ時には
「なんだかいい職場だな・なんだかいい人たちだな」と思ってもらえることをゴールとして各ステップを越えてもらうよう段取りを組んでいます!

社員のLINEグループなどでは既に共有済ですが、
改めて新人スタッフの受け入れ時に自分が考えていること・心がけていることを見返しやすいように記事にまとめることとしました!

是非、現在働いてくれているMBメンバーの皆さんも参考にしてくれると嬉しいです!

初日が大事!

飲食店の事業所は全国で70万弱、東京に8万店舗ほどが存在しています。 人口1000人あたりで7店舗ほどになります。

総務省統計局 経済センサスより

前提として一旦この記事では面接から採用までのプロセスを省いて、
現場においてのお話をさせて頂きます。

上にある通り、Mountain Bullが店舗展開している東京都にはなんと80,000店舗の飲食店があります。

現実問題Mountain Bullのアルバイト時給は都内最高額ではありませんし、
働いてみて違和感があれば他のバイト先を探すムーブは当然のことです。

だから絶対に初日が大事!

新しいバイトを探そう
→飲食店にしようかな
→求人サイトを見てみる
→Mountain Bullのお店に応募する
→面接の日時を決めて
→面接を受け無事採用
→出勤日を決めて
→出勤初日に職場に来る

お店に来る新人アルバイトはみなこの長いステップを乗り越えて辿り着いた猛者だということを現場側はお忘れなく!
まずは出会えた奇跡に感謝です。合コンみたいかな

1.お店側の歓迎準備は大丈夫!?

何はさておいても、準備こそが成功の鍵である。

電話の発明で知られるグラハム・ベルも言ってます。

・新品の衣装が用意されていますか?
・何時に何という名前の方がくるか出勤メンバーに周知されていますか?
・誰がメインで仕事を教えるか決まっていますか?etc

このバックルームより

こっちの方が安心だよね!

先にも書きましたが
受け入れ側のゴールは
「なんだかいい職場だな・なんだかいい人たちだな」と思ってもらえること!

最高到達地点は
お店に一目惚れしてもらうことです
レッツお店磨き!港区女子みたいかな

2.小さな成功体験

着替えが終わったらいよいよお仕事スタート

その前に!
自己紹介は必須ですよね
名前で呼び合うことで距離が近づきます

人は自分の名前を好意的に受け取っていて、名前を呼ばれると相手への好感度に変化が起きると言われています。 これは『ネームコーリング効果』とよばれる心理状態で、自分を知ってくれていると感じると相手を好ましく思う傾向があるというものです。 相手に関心を寄せてほしいとき、信頼関係を築くときなど効果がある方法です。

「友達からは何て呼ばれてる?」
「じゃあ俺たちも友達みたいに○○って呼んでもいいかな?」
出勤メンバー全員に
「初出勤の○○です!宜しく!」と呼び名を周知
→ネームプレートを作る
こんな流れで呼び名を決めてます、ナンパ師みたいかな

さあ、いよいよ本当にお仕事がスタート…
その前に!
くどいようですが後一つ決めた方がいいことがあります

それは『今日のスタートとゴール(目標)の設定』です
スタートとは新人スタッフの現在の状況
これによってゴールが変わります。

具体的には
・経験者か未経験者か
・経験者であれば同じシステムのレジを使用したことがあるか
・未経験者はそもそもアルバイト自体が初めてか否か

ここに本人が人見知りであるか、
愛嬌があり誰とでも最初から仲良く話せるか
などパーソナリティ部分を加味してゴールを変更します

ゴールの一例には
・明るくいらっしゃいませと言えるようになる
・テーブルの番号を間違えず覚える
・新規のお客様案内からレジ会計までを先輩と一緒に出来るようになる
・生ビールの作り方を覚える

など色々あると思うのですが、
なるべく達成見込みがあるゴールを作ってあげることが吉です

「今日はこれが出来なかった」
よりも
「今日はこれが出来るようになった」
という帰り道の方が気持ちがいいですよね

小さなものでも成功体験を提供してあげることが、
初日という大きな壁を乗り越えるポイントです

3.一人一人に合わせた成長プラン

これまで色々書いてきたのですが
新人受け入れの難しい部分は『正解がない』ことです

スタッフはそれぞれ個性を持っていますし、
仕事を覚えるスピードは人それぞれ全く異なります

基本的に自分の仕事もアルバイト教育も
「計画 → 実行 → 評価 → 改善」の流れで行います。
これを一般的にPDCAサイクルと呼んだりします。

計画→どんな仕事をするか、何を覚えてもらうか
実行→お手本を見せて、実際に自分でやってもらう
評価→良かった部分・悪かった部分を伝える
改善→評価を踏まえてもう一度実行してもらう

もちろん出来なかった部分ばかり伝えられると
やる気はなくなっていってしまうと思うので
出来たことをしっかり伝えて少しずつ出来ることを増やしていきましょ!

個人的には最初は緊張していた新人スタッフが最後には笑顔の方が多くなっていればそれだけでも成長かなと感じます、
一番人が魅力的に見える表情は笑顔だと思うから、ミスチルの歌詞みたいかな

4.勤務終了後までが初日です

帰るまでが遠足です
ではないのですが、
勤務の終了後のフォローまでが受け入れの全てです

・シフトはどうやって確認したらいいか
・これからどんなことを覚えていくのか
・体調不良時や遅刻してしまう際の連絡先の共有
おいしいまかない!!!

以上、勤務中には話せなかった確認事項や業務的な事項のすり合わせをしましょう

バイト探し→応募・面接→出勤
までの長い道のりを経て辿り着いた仲間を受け入れるためには
このくらいの準備と心構えがあった方がいいと思っています

「なんだかいい職場だな・なんだかいい人たちだな」

「また会いたいな」とお互い思えるように、遠距離恋愛中のカップルみたいかな

数はパワーだ

高校時代の部活動の顧問が良く言っていました
「数はパワーだ、それは良いパワーにも悪いパワーにもなる」

今Mountain Bullが運営している店舗には
一人で運営できる店舗は一つもありません
どんなに仕事が出来て素晴らしい店長でも
一人で出来ることには限界があります

だから新人を受け入れてしっかり育てて
良いパワーを増やすことは自分にとってもお店にとっても非常に大事な仕事になります

最初は大変かもしれないけど
自分も出勤初日には大きな不安と、期待を持っていたことを忘れずに

これからもいい仲間を増やしていくために
まずは出勤初日という壁を一緒に乗り越えよう

数はパワーだ

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